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2007-04-10(Tue)

出産当日

前日にリヒター5の地震がなんどかあって、もし帝王切開になって、手術中に地震があったらどうしよう?なんて想像をふくらませていました。

なんとなくこの数日苦しい感じで、出かけたい気分にもなりません。

そんな中、うちのだんなさんがお昼に戻ってきて、食事をお義母さんと一緒にとろうと、テーブルに座りました。
今日はスパゲッティ。一口目を口に運んだとたん、何か水っぽいものが出たな?と気づいて、まさかと思っているうちに、もっと流れ出てきます!出るものが水ならいいけれど、また出血でひどかったらどうしようとドキドキしながら、トイレへ。出てくる水の色は透明から薄い黄色で、破水とわかりました。あわてて、だんなさんに、「破水したー!」といったら、突然うちのだんなさんがオロオロし始めました(笑)。
お医者さんに電話すると、「確かに破水なのね?じゃあまずシャワーを短くあびてから、病院へ向かってね。」といわれました。日本の出産の本には、破水したらお風呂に入らず・・・と書いてあったので、「え?シャワー浴びていいんですか?」と聞き返してしまいました。

☆☆ ☆☆ ☆☆
病院は車で5分。まだお医者さんが着いていなかったので、助産婦さんたちが、陣痛の誘発剤をうつ点滴をとりつけます。
毛を剃ってもらい浣腸もされてトイレで出すことに・・・。そこでまたタオルとスリッパを渡されて、シャワーを浴びるように言われました。

ここからが地獄でした。17時きっかりまでお医者さんはやってきませんでした。(助産婦さんが電話で連絡をしていて、子宮口が全然ひらいていないので、分娩は当分先だと知っていたからです。)
私が指示されたのは、ひたすら歩くこと!

歩くといっても、手には点滴。点滴の釣り下がった車輪のついたポールを押しながら、誰もいない廊下を2時間も行ったりきたり。最悪なことに、破水しているので、どんどん水が足を伝って流れ出ます。着ているものは、手術服一枚と、病院のスリッパで、スリッパも汚れるし、廊下もぬれると訴えると、「だから掃除する人がいるのよ。気にしないで」とあっさり!!そんなあという感じでしたが、その気持ち悪い状態で、とにかく頑張って歩きました。運良く友達の助産婦さんが当番で、受付にいたので、時々おしゃべりで気を紛らわせられましたが。

ここで、ようやくお医者さん到着。手を入れて開き具合を調べます。これが何よりも無茶苦茶痛くて嫌でした!
しかもこの時点ではまだ全然子宮口が開いていないので、「夜中の2~3時くらいまで生まれないわね。」と言われ、がっかり。まだまだ歩く羽目になります(笑)。

本では読んでいた呼吸法などもここでやっと初めて指導してもらいました。といっても何通りもあるわけではなく、陣痛の痛みがきたら、「フッフッフッ」という呼吸をする、というもので簡単なんですが。

実はその時点では陣痛が全然来ていなくて、どんな痛みが陣痛なのかまだよくわからない状態。

義兄のお嫁さんが来てくれて、この歩く地獄に付き添ってくれました。点滴も時々押してもらって、気分的にもずいぶん楽に。呼吸法も一緒にやってくれて、なんとか慣れてきた頃、お医者さんは時々「痛くなってきた?」という質問をしますが、「少し」と返事するものの、ちょっと痛いかなあという程度。

散々歩いて、どのくらい時間がたったかもわからないうちに、だんだん陣痛の意味がわかってきました。そうなると、歩くのはつらいし、もう足も痛くなってきて、苦痛が増します。お医者さんに痛いと報告したので、また嫌なことに、手をいれて検査。「だいぶ開いてきたわね。歩いて効果があったわ」とすごく嬉しそう。

もうちょっと頑張ってねといわれて、痛みをこらえながら歩いて、もうフラフラだった次の検査で、「もう生まれるわ!」という声をやっといただきました。もう陣痛は頂点に近かったので、歩くのもままならず、分娩室へ移動となります。

ところが・・・!

移動となって歩き始めた瞬間のこと。今日当番だった友達の助産婦さん、彼女も実は妊娠中だったんですが、急に吐き気がしたらしくて、たおれかけたんです!びっくりして、お医者さんも私を支えていた助産婦さんもみな彼女にかけよったんですが、私ももうすごく痛いし、フラフラで何が起きたかよくわからない状態だったので、支えを失って本当にきつかったです(笑)。今だから笑えますが。

しかも後でわかった、彼女の吐き気の原因は単なる食べすぎ!

ともかく、そのあと分娩室で台の上に寝かされて、足元にお医者さん、左に担当の助産婦さん、右に義兄のお嫁さんが付き添ってくれていて、さらにもう一人なぜか麻酔担当医がいたんです。私は出産の麻酔はしないと申し入れてあったので、なんでいるのかなあ?と思ったんですが、急に帝王切開となったら、必要だからかなと片付けていました。
といっても冷静にものを考えられる状態ではなく、陣痛のせいで半分朦朧とした感覚だったように思います。

私はりきむというのがよくわかっていなくて、声を出してしまうと、うまく下腹に力が入らないというのが、途中に誰かが言ってくれるまでわかりませんでした。そのせいで、なかなかりきめなくて、なかなか出てこなくて、陣痛の痛みを長く味わう羽目になったのが残念。頑張れたのは、助産婦さんもすごくいい人で、右は助産婦さん、左は義兄のお嫁さんが耳元ではげましてくれたからだと思います。

もうちょっとで、出てくるよといわれたとき、お医者さんがすごい力で私の胃のあたりをぐーっと押してくれて、それで急に力が入りやすくなった!と思ったとき、次の陣痛でなんとかうまくりきみました。りきんでいる間、義兄のお嫁さんが、出てきたよ、髪の毛が見えるよ!と興奮して叫んでいるのが聞こえて、なんとか途中でやめずにりきむことができました。

赤ちゃんが出た!というのが、お医者さんの出てきたわよ!という声と同時に感覚でわかったのですが、そこではまだ安心できず、ちゃんと泣いてくれますように!と今か今かと産声を待っていました。

ところが!

次に気づいたら、病院のベッドで寝ていました。
もう信じられないことに、せっかく痛い思いをして普通分娩で産んだのに、産んだ直後点滴に軽い麻酔を入れたらしいんです。縫うと痛いから当然よといわれてしまいました。こういうところが、常識の違いというか、まさか麻酔は要らないといっておいて、こんなところで麻酔されるとは想像していなかったんですよね。こういう対応はギリシャでも病院によってまちまちのようです。

目覚めたら、横に透明のケースに入った赤ちゃんが運ばれてきました。まず頭に浮かんだのは、ちゃんと泣いたんだ、ちゃんと生きててよかったという安心感。

結局生まれた時間は21時15分でした。陣痛が全くない状態で破水した上に、初産でしたが、歩いたおかげ(?)か頑張った甲斐があって、早く生まれました!


☆☆ ☆☆ ☆☆
病院の、授乳のことなどについて、書いてあるコピーをもらいました。私は母乳をあげたいので、産んですぐ胸元に赤ちゃんを持ってきてもらいたくて、それも楽しみにしていたので、麻酔で眠らされたのはショックでした。
しかも赤ちゃんは既に助産婦さんに粉ミルクを飲ませてもらっていて、そのせいかどうか、おっぱいをうまく吸うことが全然できません。育児の本では、母乳が出るようになるまで赤ちゃんはミルクを飲まなくても大丈夫という話を読んでいたから、粉ミルクを飲まされていることにも不安を感じていました。

この生まれた当日、赤ちゃんは夜もほとんど目をあけていました。機嫌よく起きている感じで、ほとんど泣きません。たまに泣いても、「エッエッ・・・」というかすかな泣き声で。なんとも頼りな~い声。他の部屋からは、オギャア!という激しい泣き声も聞こえてくるので、うちの子って元気なのかな?大丈夫かな?と余計な心配をしてしまいました。

後になって一番後悔したのは、この夜に私がちゃんと寝なかったこと!!
この翌日からは赤ちゃんは普通に何回もおきて泣いたりして、もう終わりのない寝不足が続くわけです。

でも出産当日って興奮状態が続くというか、眠くなかったんですよね。それに横に「私の赤ちゃんがいる」という現実が嘘のようで、もうずっと赤ちゃんをながめながら過ごしてしまいました。



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No title

これがギリシャ人の妊婦さんなら、対応はどうだったんだろうと少し思いました。日本人だから、ちょっと不親切にされているのかなって。麻酔しないと言っているのに、何も打ち合わせもないなんてちょっとひどいよね。明るく書かれているけど、出産のことの事前の講習なんか、ギリシャにはないの?
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Author:chottocafebaby
ギリシャに住んで5年目。ギリシャ人のだんなさんと赤ちゃんとの3人暮らし。ギリシャという国、生活に関しては、ブログ「地中海とカフェDiary」を読んでみてくださいね。

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